ヴァーチェマルラオイルとアルガンオイルの比較で解るハリ不足の肌に必要な成分とは
以前は、アルガンオイルが美容オイルの最高峰などと言われて注目されていましたが、最近のマルラオイルの登場によりアルガンオイルより優れているマルラオイルと言うことで、2つの美容オイルが何かと比較される機会が多くなっている様です。
マルラオイルもアルガンオイルも同じ美容オイルですが、実際、どのような違いがあるのでしょう。「美容オイルは、だいたいみんな一緒じゃないの?」と思っていらっしゃる方は、いえいえ、そんなことはない様ですよ。
比較して初めて、自分は、どちらを使うべきか、見えてくるかもしれません。貴方に合う美容オイルを選ぶためのきっかけになればと思い、アルガンオイルとマルラオイルを比較してみました。参考にしていただけたら嬉しいです。
植物は過酷な環境ほどハリ肌へ導く有効成分を豊富に含んで成長する
私たち日本人にとっては、マルラオイルもアルガンオイルも最近、注目されている希少性のある、お肌に良い美容オイルという認識で広まっていますが、それぞれの原産国の住民にとっては、とても古くから生活の中に根付いている存在です。
マルラの木もアルガンの木も自然に生え育っている地域が限定されているため、かなり希少なオイルと言うことになります。そのオイルに含まれる成分を見てみると、原産地の気候の中で、培われた植物の生命力そのものを感じることができます。
では、マルラオイルとアルガンオイルに含まれる成分を見てみましょう。
アルガンオイル、マルラオイル、どちらにもオメガ脂肪酸が豊富に含まれています。以下の表は、2つのオイルの相違点を表にしたものです。
成分 |
マルラオイル |
アルガンオイル |
オレイン酸 |
70~78% |
44~55% |
リノール酸 |
4~9% |
28~36% |
トコフェロール (ビタミンE) |
14g (100g中に対しての含有量) |
60~90g (100g中に対しての含有量) |
プロシアニジン フラボノイドカテキン |
有 |
無 |
ビタミンC |
有 |
無 |
抗ヒスタミン作用 |
有 |
無 |
マルラの木とアルガンの木が生育する環境の違い
マルラの木は、アフリカ大陸の最南、南半球にある南アフリカ共和国周辺の数カ国のみに自生しているマンゴー科の植物です。マルラオイルは、マルラの木から採取するマルラの実から抽出されます。
マルラの木が自生する周辺は、年間降水量が500mm程度という砂漠の多い乾燥地帯です。また、南半球である為、紫外線も日本の6~8倍の量が降り注いでいます。過酷な乾燥の中ですが、気温は、過ごしやすく、冬は、12℃是後、夏は20℃前後という1年を通して気温差が少ない気候で自生しています。
一方、アルガンツリーは、アカテツ科の低木常緑樹で、同じアフリカ大陸でも北半球にある、モロッコ王国にのみ自生している植物です。アルガンツリーの歴史は長く、なんと8千万年前からモロッコに自生していたと言われています。モロッコの気候や環境は、南アフリカより厳しく年間降水量は、200mm程度で南アフリカの半分以下です。
夏の気温は、日中50℃にも達するというとても過酷な乾燥気候です。そんな環境下で、アルガンツリーは、地中へ深く深く根を張り、地下の水脈から水を吸い上げ、長い年月を経て、高さ10mにもなる巨木へと成長します。
アルガンツリーは、モロッコを砂漠化から守る役割も果たしているため、現地では「生命の木」とも呼ばれています。
上記からマルラの木とアルガンツリーが自生する環境を考えながら、2つのオイルに含まれる成分の表から見える、それぞれのオイルの特徴を考えたいと思います。
マルラオイルとアルガンオイルのそれぞれの特徴
マルラオイルとアルガンオイルを比較した場合、オレイン酸、リノール酸の含有量に大きな違いを見ることができます。マルラオイルに多く含まれるオレイン酸は、不飽和脂肪酸の一種で、血中コレステロールを減らしたり、血液の流れをスムーズにしたりする働きがあり、人の生命維持に重要な成分でもあります。
また、オレイン酸は、皮脂の41%を占める構成成分の一つでもあり、お肌が乾燥している方は、オレイン酸が不足していることが多いです。オレイン酸は、肌なじみに優れ、保湿力が高く、バリア機能を正常に働くためにサポートしている成分でもあります。
マルラオイルのトロっと感は、オレイン酸からのものと言われています。しかし、オレイン酸は、ニキビの原因菌と相性が良いというデメリットがあります。
一方、アルガンオイルの方に多く含まれるリノール酸は、体内で合成できない必須脂肪酸の一種です。細胞を活性化する働きがあり、お肌を整え修復する効果が高い脂肪酸です。オレイン酸より伸びが良く、軽いのが特徴です。
また、アルガンオイルには、ビタミンEがオリーブオイルの2~3倍、豊富に含まれていることで、抗酸化作用に優れていることで知られています。
一方、マルラオイルは、ビタミンEは、それほど多く含んでいるわけではないですが、抗酸化作用が高いポリフェノール含んでいます。特に、「プロシアニジン」の含有量が多いことで、注目されています。
抗ヒスタミン作用、抗アレルギー効果があるので、痒みや炎症を伴う皮膚疾患の鎮静化に効果が期待できると言われています。
ハリ肌へ導く美容オイルの選び方、マルラオイルとアルガンオイル使い分けのポイント
上記までで、マルラオイルとアルガンオイルの成分の含有量から見た違いをお伝えしてきました。それぞれの美容オイルの特徴を簡単にお伝えすると以下のようになります。
マルラオイル
- しっとり、モッチリの使用感
- 抗ヒスタミン作用、抗アレルギー効果を期待したい
アルガンオイル
- 伸びが良くライトな使用感
- ニキビができやすい方は、オレイン酸の少ないアルガンオイル
結局、大きな違いは、上記のようになります。マルラオイルもアルガンオイルもオメガ脂肪酸が豊富に含まれる為、お肌のハリを失う大きな原因となるお肌の乾燥に対して、どちらも作用してくれると思われます。
しかし、乾燥がかなり進み、お肌のバリア機能が低下してしまっているお肌は、スキンケア時も敏感に反応しやすい状態になっている場合が多いです。そんな、敏感なお肌になってしまった場合には、抗ヒスタミン作用のあるマルラオイルを使用することをおすすめします。マルラオイルは、お肌の炎症を抑えて、肌がもつ本来の力を高めてくれるはずです。
マルラオイルの中でもヴァーチェマルラオイルがおすすめの理由
マルラオイルの中でも、精製度が高く、小ロット生産で、常に新鮮なマルラオイルを届けることに心掛けているヴァーチェのマルラオイルは、エトヴォスの姉妹ブランドです。ヴァーチェのマルラオイルは、通販限定です。
それは、一定量の在庫管理の基で、大量生産をしない小ロット生産をしているからです。その為、質の良い新鮮なマルラオイルを届けられるのです。もちろん、ヴァーチェのマルラオイルは、無添加、無着色、無香料の100%オーガニックです。飲めるほど、精製度が高いと言われています。
また、ヴァーチェのマルラオイルは、化粧水の後にお肌に付けるだけで、スキンケアを完了させることができます。お顔以外のどこへ付けても問題ないところがうれしいです。いわゆる、お得なのです。ヴァーチェのマルラオイルは、化粧水の後の乳液、美容液、クリームの機能があるので、それらを購入する必要がなくなるのです。
化粧水とヴァーチェのマルラオイルだけで、スキンケアを完了させることができるのですから、時短にもなります。忙しい女性向けのアイテムと言えると思います。今でしたら、定期便にすると初回のみ半額の1,987円(税込)で購入が可能です。
定期便も回数などの縛りはなく、いつでも、変更やストップが可能です。お届け日の感覚も、30日、45日、60日という選べる点が便利でうれしいです。全部、使い終わった後でも、満足できなかった場合には、30日以内であれば返金保証があるのもうれしいサービスです。
自信のある商品だからこそ、できるサービスだと思います。最近、お肌にハリ、ツヤが無くなってきたなと感じている方には、是非、お試ししてほしい美容オイルです。